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留学生活弁護士と旅

LLMの長期休暇にはどこに行く?テンプレでおk

留学生活

冬休みと春休み

基本的にLLMには、①年末(12月中旬~1月上旬)に1か月程度の冬休みと、②3月中旬に1週間程度の春休みがあります。この休暇に関して、以下のようなツイートを見ました。

誰もが考えるGood Questionですが、実際には、日本人LLM生のこの期間の旅行先はテンプレが存在しており、大半の人にとっては悩んでも無駄だったりします。結論から言うと、大抵が以下の行先になります。

<冬休み>
①マチュピチュ・ウユニ塩湖
②カンクン

<春休み>
③グランドサークル
④NY or 近場の都市

その理由は以下の通りです。

①冬季は米国内の旅行には基本的に向いてない
②家族又は友人がいると行先は無難になる
③クリスマスとカウントダウンをどこで迎えるか問題
④意外と忙しい

①冬季は米国内の旅行には基本的に向いてない

アメリカの旅行のオンシーズンは、ざっくりいうとメモリアルデー(5月30日)からレイバーデイ(9月の第1月曜日)の夏季です。

国立公園などは11月にもなると一部閉鎖する区間も出てきます。あの有名なイエローストーンも冬季は大部分が閉鎖されますし、冬休みにアメリカの国立公園を旅行するのは微妙です。もちろん冬季にしか見れない景色もあるでしょうが、雪道の運転や宿泊施設の確保など通常時には無い問題もあるので、ハードルが高い割に得られるものは少ないと思います。

3月もアメリカの多くの地域では春と呼ぶにはまだ早く、イエローストーンを始め、多くの国立公園はまだフル稼働していないと思います。その中にあって、グランドサークルは十分観光できる状況にあるので(一部気温的には寒いものの)、3月の春休みはLLM生(とりわけ東海岸組)にとってグランドサークルの観光に最適と言っていいでしょう。

②家族又は友人がいると行先は無難になる。

私は友達がいないので、仕方なく単独旅行していたのですが、単独の長期旅行は予想以上にハードルが高く、独りでアチコチ飛び回る日本人LLM生は少数派でした。そのため、NYなど単身でも行きやすい都市部の短期旅行を除き、多くの場合は家族か友人と旅行することになりますが、人数が増えるほど合意形成の難易度も上がり、行先は無難になります。

日本人はみんな鏡張りを見たい – ウユニ塩湖しか勝たん

冬休みの旅行でいうと、上記①の通り米国内の旅行先が限られるため、多くの人が南米を候補地として考え始めます(家族旅行は別)。実際、南米は絶景の宝庫であり、日本からの距離も考えると、アメリカにいる間に訪れるべきなのは間違いありません。

しかし、南米は治安の問題を避けて通ることはできず、また、観光地の種類にも癖があります。ガラパゴスは動物に興味無いという人が出ますし(あとフェリーがキツイ)。アマゾンと言うと拒否反応を示す人もいます(当時ブラジルは観光ビザも必要でした)。パタゴニアは僻地過ぎて、素晴らしさの割に知名度が低く初心者ウケしません。リオ・ブエノスアイレス等の都市部は全体的に治安が不安なため、もともとコンサバでトラブルを起こしづらい企業派遣の留学生もいる中で旅行するにはハードルが高いです。

ということで、最大公約数的に浮かび上がるのがマチュピチュとウユニ塩湖のツアーな訳です。少人数なら別の案も浮上しますが、人数が増えれば増えるほどこの傾向は強まります。日本人には、「〇〇さんだけ置いていく(ついて行かない)」「AさんとBさんは別行動にしよう」という決断ができません。

特に、ウユニ塩湖の鏡張りは日本人の間での人気が半端ないです。もはやコモディティ化していますが、冬休みは季節的(現地の雨期)にも観光に適しており、行くことを否定はしません。私は天邪鬼なので、「欧米人の間ではこの季節の方が人気~」と言うためだけに夏季(南米では冬季)にウユニ塩湖に行きました。ちなみに、鏡張りの時期はマチュピチュは雨期なので、LLM生のマチュピチュの写真は概ね曇っています

※なお、鏡張りのベストシーズンは2月で運が悪いと1月は見れませんが(早すぎて水が溜まってない)、大抵のLLM生は、パーフェクトな形で無いにせよ鏡張りを見るのに成功していると思います。

また、ウユニとマチュピチュは高山病に気をつけてください。私はアタカマ砂漠からウユニへの過酷なジープツアー中に発症し、歩くのも辛い状態となり、ゲーゲー吐いていました。

200%間違いない – カンクン

これより遥かにお手軽なのはメキシコのカンクンです。カリビアンブルーという分かりやす過ぎるインスタ映え要素(写真はピンクの湖ですが)、アメリカの西海岸・東海岸・中西部どこからも4時間前後のフライトというアクセスの良さ(西海岸はやや遠い)、修羅の国メキシコとは思えない治安の良さ、英語もドルも通じるし昔から日本人は上客というヌルゲーっぷりです。特に、中西部・東海岸のLLM生にとっては、アメリカの極寒の冬を離れて南国のリゾート地に行けるのは非常に魅力的だと思います。「LLMの冬休みはカンクンに行っておけば間違いない」と断言できるレベルです。

その他

他人と旅行に行くとなると、基本的に上記以外の選択肢はありません。冬休みに長期旅行に出かけるLLM生の90%はこれです。「大手の弁護士はアメリカのLLMに留学に行く」のと同じレベルのテンプレなので、アメリカのLLMに留学に来ている時点で、このテンプレに従う推定が働きます

たまにアラスカやカナダにオーロラを見に行くという人もおり、特に、日頃からヌルい気候で暮らしている西海岸組にその傾向があるように思います。他にも家族でフロリダのディズニーやクルーズに出かけるという人もいましたね。

なお、血迷って別の国のLLM生と一緒に旅行に行こうという話になることがあります。私の場合、難易度の低いカンクン旅行ですらカオスになったので、全力で回避することをおススメします。楽しいですが、楽しさをヤバさが上回ります。

中国人LLM生と行く、混沌のカンクン5泊6日
LLMの冬休みに、日本人2人・中国人2人の日中同盟を結成してカンクンに旅行したら色々とカオスだった話です。。 記事一覧 ...

③クリスマスとカウントダウンをどこで迎えるか問題。

冬休みにはクリスマスとカウントダウンがあります。アメリカまで来ておいて、アメリカのクリスマスやカウントダウンがどんなものかを知らずに帰国するのは勿体ないと思いませんか?せっかくLLMに来たのなら、他国の人と一緒にアメリカでクリスマスやカウントダウンお祝いしたいと思いませんか?

同じ様な考えをする人は多いですし、私もその考えでした。そのため、1か月程度休みがあると言っても、クリスマスとカウントダウンの時期は避けるケースが多く、これもスケジューリングに影響を与えます。

ちなみに、アメリカ人はクリスマスは家でのんびりしており、街は静かなだけで特別なイベントも無いのでクリスマスは無視して構わないのですが、この静かなクリスマスを経験して、「アメリカのクリスマスは家族と静かに過ごしてるんだぜ~」と帰国子女ぶるのも大事なことだと思います。カウントダウンの日はどこか近くのランドマークでイベントをやっているはずなので参加しましょう(NYのタイムズスクエアのカウントダウンは一生自慢できるネタになりますが、相当心が若くないと無理です)。「日本はもう年明けなんですね!」とか投稿してみるのもウザい感じ出てて良いですよ!

また、決定的な要素ではありませんが、クリスマス・年末は飛行機・宿泊施設の価格が跳ね上がるのも旅行計画に影響を与えます。事務所からの援助のショボい法律事務所組、コンサバな人の多い企業派遣組の双方にとってハードルが上がります。

直前になればなるほど高くなりますし、飛行機は1.5か月くらい前には予約しないと値段が上がり始める印象です。初めてのLLMの期末試験で勝手も分からない中、そこまで付き合いの長くない他のLLM生と旅行の内容・日程を調整し、手配を進めるのも結構難しいです。家族旅行の場合、単純に人数分の旅費がかかるのでバカになりません。

④意外と忙しい

LLMは意外と忙しく(キツくは無いが、余裕は無い)、予習復習が大変なので、土日に旅行に行くのは余り現実的ではありません。また、上記の通り冬季は国内旅行に適していません。サンクスギビングも期末試験の直前ですし、ブラックフライデーもあるので旅行に行く人は基本おらず、冬休みと春休み以外で旅行に行くチャンスはサマースクールの前後くらいです。サマースクールの前後は季節的にも最高の旅行機会なのですが、生活に慣れるのに忙しく、千載一遇のチャンスを逃す人は多いです。

そのため、春休みの時点でもまだ全然アメリカのメジャーな観光地に行けてないという状態になることは珍しくありません。そんな中、NYとグランドキャニオンくらいは行かないと「Youは何しにアメリカに?」となります。ということで、春休みは、西海岸組はNY(とDC)に、東海岸組はグランドサークルに行くことになるのがオチです。

春休みは忙しい?

なお、なぜか春休みはLLM生のみんなで旅行に出かけようという雰囲気にはなりません。以下のような事情のせいだと思います。

・アメリカに来た時の浮かれ気分が抜けてきて、人付き合いにも疲れてきている。旅行計画をすると全員に声かけないと気まずいが、好き嫌いもハッキリしてきて乗り気にならない。
・大抵のロースクールでは一週間しかないので、授業を完全に忘れてお休みモードという感じにならない(なお、「春休み」という位置づけなので、授業の課題があることは少ないはず)
・NY Barの要件のプロボノ活動する人もいたりする(なおNY Barの勉強は基本まだ本格化してない)。

特に東海岸組にとっては、この春休みがグランドサークルに行く大チャンスだと思いますが、都合が許さなければ、どこか近めのお手軽な場所に行くしかないですね。もちろん、NY Barの後もアメリカに滞在する人は別の機会があるでしょうが。

二年目もアメリカに滞在する人は、思い切ってNY Barの後に休息を挟んで旅に出ましょう。引越等で忙しいでしょうし、研修先や所属元の事務所に対する罪悪感も湧くかも知れませんが、研修先も、基本的には「付き合いで受け入れている置物」ぐらいにしか思っていませんし、1-2週間到着が遅れるくらいで何も突っ込んできたりはしません。旅行してネタ作ってきた方が、「あそこにはもう行ったか!?」くらいで構ってもらえるし、「昨年の研修生はNY Bar終わったらすぐに来たけどな…」なんて言われることは無いと思います。

テンプレ以外の旅行先

「どうせみんなテンプレ」的な身も蓋もないことを言いましたが、アメリカ(大陸)には魅力的な観光地が多く、色々と巡ってみたいのが心情だと思います。なので、冬休み又は春休みに行けそうなスポットをいくつか紹介しておきます。

ニューオーリンズ

魅力的過ぎて留学中に二度訪問しました。1月第3週のMartin Luther King Jr. Dayに訪れても寒くなかったので、冬休みでも行けますが、1泊2日で十分な所が冬休み・春休みの行先としては難点です。他の観光地との組み合わせも難しいので、どちらかというと週末・祝日等のお手軽旅行向けです。

冒頭のツイートへのリプでも紹介されていますね。理由も含めて同意しかありません。

フランスの名残を残す音楽の街-ニューオーリンズ (Mardi Gras体験記付)
フランス文化の残るアメリカでも独特な街、ニューオーリンズが最高過ぎた件 マルディグラにも行ってきた!

マイアミ・キーウェスト

意外と訪れるLLM生が少ないのがマイアミ。フロリダというとディズニーワールドの方が圧倒的だからでしょうか。ただ、温暖な気候は冬の旅行先としては有難いですし(泳ぐには厳しい)、セブンマイルブリッジのインスタ映えっぷりは、アメリカ国内でも最上位クラスだと思います。海外で運転するのが怖い?アメリカで車なしで観光を満喫するのは不可能なので、そういう人は日本帰った方がいいと思います。英語みたいなもので、車の運転もアメリカで生きるためのスキルの一つです。

なお、年末のホリデーシーズンは高いでしょうし、マイアミは全体的には治安も芳しくなく、そんなにエンターテイメントに溢れている訳でもありません。海の色も沖縄やカリブ海のリゾートに比べると微妙です。2泊3日もすれば十分(私は1泊2日)だと思います。また、ディズニーワールドと組み合わせるにも微妙な位置関係ですね、できなくは無いですが。

場所柄、リトルハバナなど、キューバ含むラテンの香りを味わうこともできますが、ラテンの香りが欲しいならキューバか中南米に直接行きましょう。なお、キューバはこれまでトラブルを聞いたことは無いですが、アメリカでビザ滞在している間に訪れるのは避けた方が良いのではと思います。(20230511追記:現在はキューバに入国すると以降ESTAでのアメリカ入国ができなくなる(観光ビザが必要になる)という致命的なデメリットがあります。F1ビザで普通に再入国できるのかも知りませんし、最新の情報は自身でご確認ください)

ディズニーワールド(フロリダ州オーランド)

やはりリア充の王道と言えばディズニーだと思います。残念なことに、私は陰キャ側の住人なので、ディズニーについては行ったこともロクに調べたこともありませんが、家族連れであればやはりアメリカにいる間にディズニーに行こうと思うのではないでしょうか。

30過ぎた独身LLM生は基本的に陰の側の住人なので、LLM生同士でディズニーワールド行こうという話は基本的に出ませんでしたが、行っている人達もいると思います。イタイとか言われても気にしないなら行くべきだと思います。フロリダは日本からだと乗換マストで大変なので。

ヒューストン?

ヒューストンをおススメする声もあったので触れておきます。今や衰退するシカゴを越えてアメリカ第三の都市になりそうな勢いのヒューストンですが、正直、無機質なビル群しかなくて私には面白いと思えませんでした。もちろんNASAは必見スポットですが、それ以外には観るモノもやることも無いと思います。

ヒューストンに比べると、「アメリカのベネチア」と呼ばれているサン・アントニオの方が風情もあって良かったですね。ちょっと遠いですが、車で両都市を巡ってみるのはアリだと思います。テキサスでいうと、ダラスも何も無いです。

寒い冬こそ寒いところへ?北米スキーリゾート

冒頭のツイートに対する上記の様なリプライを拝見しました。さすがは新進気鋭の事務所のパートナーということでお目が高いと思います。私が行ったことない場所も含まれていますが大賛成です。特に目を引いたのがウィスラーというカナダのバンクーバーから近いスキーリゾートです。私はウィンタースポーツは苦手なのでこうした場所は候補に挙がりませんでしたが、寒い冬こそウィスラーとか、アスペン、ベイル(コロラド州)等のウィンターリゾートに挑戦してみるのもアリでしょう。ただ、雪道の問題や、スキー、スノボ用品の調達など私の知らない事だらけですので、その辺りの情報収集は必須だと思います。

オタワでオワタ

冬の観光と言えば、カナダの首都オタワは、冬の間、運河が凍ってスケートできることで有名です。2月頃にはWinterludeという雪祭りも開催されており(なおショボい)、雪景色に佇む国会議事堂も美しかったです。私は、「オタワ寒すぎてオワタ\(^o^)/」って独り言を吐くためだけに旅行を計画したのですが、何も終ってなくて楽しくてワロタでした。なお、年にもよるかも知れませんが、LLMの冬休みの時期にはまだ運河は凍っていないと思います。

バミューダ

この辺りから少し変わった行先になります。聞いてもピンと来ない人も多いと思いますが、NYから飛行機で2時間程度と非常にお手軽です。当事はフィラデルフィアなど他の東海岸の都市からも直行便がありました。

タックスヘイブンとしてもまあまあ有名ですね。カラフルな家や、カリブ海を見渡す要塞・砦という、カリブ海では良くあるタイプの観光地ですが、イギリス領なので英語ですし、NYとの近さからか、カリブ海の中ではキレイな別荘が多く、割とお上品な部類に入ります。ビーチは特別キレイな訳ではありませんが、アクセスの良さからすると結構おススメです。私は、マイアミ・プエルトリコ・バミューダのバミューダトライアングルを制覇したというネタを作りたかったので行ってきました。海底鬼岩城はありません。

緯度的に冬は若干肌寒いくらいなのが難点です。カナダの空港と同じく、バミューダの空港側にアメリカのイミグレもあるくらいアメリカ寄りですが、あくまで外国なので入出国には気を付けてください。

その他カリブ海 – カンクンしか勝たんけど

カリブ海と言えば、他にもバハマ、ジャマイカ、プエルトリコ(&USバージン諸島)、ケイマン等といった選択肢もあります。後二者(USバージン除く)には行ったことがあります。

バハマはアメリカから近く、メチャクチャキレイだけどボッタクリというイメージです。ジャマイカは治安だけが不安ですね、変な所に出かけなければ大丈夫でしょうが。

<プエルトリコ>

プエルトリコは軍事施設もあったりと本当にアメリカ版沖縄という感じです。カリブ海的なカラフルハウスもあります。ただ、海は沖縄の方がキレイですし、NYから飛行機で4時間と少し遠いので、良い所ですが特に強くはおススメしません。バカルディの本社が楽しかったです(これもバカルディで「さまぁ~ず」って呟くためだけに行きました)。米国領なので入出国審査も無く、OPTの申請中などでも行けるという特色があります(自己責任でお願いします)。

<ケイマン>

ケイマンは、ローヤーなら誰でも知っているタックスヘイブンなのでネタとして行きましたが、海は滅茶苦茶キレイで、ダイバーには超人気らしいです。プエルトリコと同じく若干遠いのと、プエルトリコ以上に観光スポットが少ないのが難点ですが、仕事で受ける印象よりは間違いなく良い所です。WalkersとMaplesの事務所も見てきましたよ。

コスタリカ – 中米の観光立国 

治安に不安しかない中米の中で、数少ない安全そうな国がコスタリカです。エコツーリズム発祥の地として成功した国として知られており、「プラ・ビーダ(pura vida)!」という、pure lifeを意味する合言葉で挨拶すべてを済ませるナイスな文化です。特別「これだ!」と言う観光地がある訳ではないのですが、大自然の充実っぷりが半端なく、ケツァールを初め個性的な生物を観測するのは楽しいですよ。

12月-4月の乾季がベストシーズンなので、冬休み・春休みにテンプレLLM生を卒業したい人は検討してみてはいかがでしょうか。5泊くらいで満喫できると思います。

なお、アレナル火山というエリアにあるタバコンリゾートでは温泉が楽しめます(写真は全て温泉。入れます)。日本人にとってはメチャぬるいと感じる温度設定ですが。

英語は観光地ではボチボチ通じたと思いますが、スペイン語圏なので、不安のある人はツアー形式が良いです。治安も比較的まともな方ですが、あくまで中米基準の話であり、油断はできません。私は、同行者がローカルバスで置き引きにあい、パスポート・ビザの再発行のため数日延泊するという憂き目に逢いました

南米はマチュピチュ・ウユニ塩湖しか勝たん

南米は、どんなにガラパゴスやパタゴニアなどの最高スポットをおススメしても、みんな結局マチュピチュ・ウユニ塩湖にしか行かないので、もう勝手にしてください。ブラジルの観光ビザが不要になった今、自分だったらアマゾンに行きたいと思いますが、やはり未知数な部分も多くハードルが高めかも知れません。

なお、過去にUPennのLLMに行った方で冬休みに南米バックパッカーをした猛者がいらっしゃるみたいですが(https://pennguin.hateblo.jp/entry/OffToSouthAmerica)、この方は過去にバックパッカー経験もあり明らかに旅慣れされています。非常に羨ましい旅行内容ですが、この方は標準的なLLM生に比べるとかなりの外れ値だと思いますので、安易に真似しないほうが良いです。

アメリカの都市

最後に、私が訪れたアメリカの都市を、行くべきレベルを分けて羅列しておきます。なお、アメリカ観光の代名詞である国立公園は含めておらず、実は魅力的なカナダの街も除外しています。まあ、LLMの一年だけであれば、5個行ければ御の字、10個以上は厳しいというレベルですね。

アメリカに来てここ観光してない人はモグリ

  1. NY
  2. DC
  3. サンフランシスコ

可能な限り訪れておきたい

  1. シカゴ
  2. ニューオーリンズ
  3. ラスベガス
  4. (ロサンゼルス)

時間があれば西海岸&東海岸の逆側からでも行ってみたら

  1. ボストン
  2. フィラデルフィア
  3. シアトル
  4. マイアミ(キーウエスト)

アクセスが良くて興味があれば行ってみたら。特徴はある。

  1. アトランティックシティ
  2. ピッツバーグ
  3. サンアントニオ
  4. サンタバーバラ
  5. ポートランド
  6. アトランタ
  7. ヒューストン

行く場所無くなってきたあなたに

  1. ラピッドシティ(サウスダコタ)
  2. メンフィス
  3. ナッシュビル
  4. ルイビル(ケンタッキー)
  5. ボルティモア
  6. フェニックス(アリゾナ)
  7. リトルロック(&ホットスプリングス)
  8. バーハーバー(メイン)
  9. ポーツマス(ニューハンプシャー)
  10. デンバー
  11. オースティン

テンプレには理由がある

ということで、色々と紹介しましたが、テンプレ通りに旅行していれば間違いなく最高の思い出ができると思います。無理して変わった所に行く必要はありません。

なお、「日本から遠いので今のウチに南米」というのは真理ですが、「アメリカは日本に帰ってからでも行ける」というのは真理ではありません。仕事の都合であればまだしも、1-2年アメリカに住んだら、帰国後の長期休暇で敢えてアメリカを旅行先にする発想にはならず、普通にアジアかヨーロッパに旅行したい気持ちになると思います。なので、アメリカはアメリカにいる間に限界まで楽しむに限ります。

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