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弁護士と旅

消費税ゼロと正統派な大自然に感動 – ポートランド (vol.20)

弁護士と旅

消費税ゼロで消費が捗る – ポートランド到着

まだシカゴには帰りません。サンフランシスコを離れ、到着したのはオレゴン州の最大都市ポートランド。はっきり言って日本人の中で存在感のある街ではありませんが、友人がこの街で働いているので、西海岸まで旅行するついでに寄ってみました。

降り立ったのはポートランド国際空港。ガイドブックでは「Wi-Fi無料でショップやレストランもあって充実した」空港と書かれていますが、そんなのあって当たり前でしょ。「そんな田舎空港にWi-Fiやお店があってすごい」と馬鹿にしているようにしか聞こえません。まあ普通の空港です。

自業自得のロストバゲージ

ここで人生初のロストバゲージ(ロストというかディレイ)に遭遇しました。サンフランシスコで搭乗がギリギリになった時点で予感はしていましたが、私の荷物は乗り遅れたようです。これは自業自得ですが、スタッフによれば、深夜にはホテルに届けるということだったので一安心。

消費税ゼロ!

空港のレストランで夕食を取りましたが、レシートを見て感動。そう、オレゴン州には消費税がありません。やはり消費税がないと違うと感じますし、その分気前よくチップが払えます。どうりで消費税増税で日本の景気も停滞する訳だと思いました。しかし、オレゴン州は安定財源である消費税が無いせいで予算不足又は過剰が頻発しているとか。。

夕食後はホテルに直行。ダウンタウンは意外にホテル代が高かったので、空港近くのShilo Inn Suitesいうホテルにしました。全室スイートで部屋も広く、全体的に不満はないのですが、若干フロントの態度がアレでした(こんなのはその日の担当者次第ですが)。ホテルの周りには何もないし、サンフランシスコのサイクリングで体がボロボロだったので、さっさと寝ました。

これはおススメ – 大自然のコロンビア川ドライブ

二日目。例の友人は、ロースクールをサボっている私と異なり仕事があるため、その友人からおススメされたコロンビア川沿いのドライブコースへ出かけました。ポートランドから30分程度の場所に滝がいくつも点在しているエリアがあるのですが、天気のおかげもあってこれが大当たり。ハイライトはビスタハウス(Vista House)から見える景色と、エリア最大の滝であるマルトノマ滝(Multnomah Falls)です。

今回利用したレンタカー(Alamo)のカウンターはラララむじんくんでした。この機械で申込手続をして、バスで駐車場に移動(駐車場にはオフィスがあって人もいます。)。

これぞ正に自然 – ビスタハウスとあちこちにある滝スポット

ビスタハウスからの景色。この旅の前半で見たグランドキャニオン等の荒涼とした凄さのある光景とは異なり、生命感溢れる緑と大河川が織りなす「ぼくのなつやすみ」的な正統派の大自然が広がっています。

ビスタハウスから車で進んで行くと、道中、いくつかの滝スポットが現れます。いずれもトレイルが用意されていたので挑戦しましたが、駐車場近くの入口あたりから滝は見えますし、結構疲れるので、散歩好きでなければ敢えて行くことはないと思います。

こんな感じの、そこそこの滝が道中に点在しています。右の写真はブライダルベール滝。名はブライダルベールに見えることに由来するそうですが。。

マルトノマ滝はかなりの人気スポット

これらの滝沿いの道を走っているとマルトノマ滝に着きます。平日にも関わらずビジターセンター前の駐車場はほぼ満杯で、昼前に出発することには空車待ちの列ができていました

全米でもトップクラスの落差を誇る滝のようで、なかなかの迫力です。もちろん規模ではイグアスやナイアガラに到底及びませんが、山の中にあるので、神秘的で清涼感がありました。この景色が見える場所まではビジターセンターから簡単に行けます。

ハイキングコースには手を出すな…

橋までで引き返す観光客が多かったですが、橋を渡った先にある、滝口(滝の落ち始め)へ向かうハイキングコースへ向かう人もいました。せっかくなので私もハイキングコースにチャレンジしましたが、これが相当キツイ。11個あるスイッチバックから構成されていて、5~7個目あたりで心が折れそうになります。

こんな感じのスイッチバックが11個も。。

道中、心の折れた少年がママに「きっとRewardingから頑張ろう!」と励まされていましたが、終点の景色は道の険しさに見合うほどRewaringではありませんでした

滝口っていってもこんなもんです、少年ドンマイ。迫力もそこまでではありません。ハイキング自体を楽しむには良いですが、景色が目当てであれば費用対効果に欠けます。二つ目の写真のとおり、滝口から麓のビジターセンターを眺めると、結構な距離を登ってきたことに気づかされます。

ハイキングコースを除いては非常にお手軽なドライブ・自然散策コースなのでおススメです。

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