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弁護士と旅

砂漠のテニス大会で日本人のおばあちゃんに遭遇した件 – インディアンウェルズ2日目 (vol.9)

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最後のBig4登場 – そこに錦織がいたはずなのに…

観戦2日目。旅行前の計画では、この日の早朝にアリゾナ州フェニックスから車を飛ばして錦織の試合を観る想定でいました。しかし彼の姿はここにはなく、代わりに見ることになったのは、アンディ・マレー対フェリシアーノ・ロペス。昨日に続き、これでビッグ4すべてを生で拝めたことになります。

今日のデイセッションは上階席からの観戦。これがマレーVS錦織だったら最高だったんですが。。インディアンウェルズは苦手と言われるマレーですが、試合はマレーの圧勝でした。

マレーの試合の後は、女子の試合等で気になるカードも無かったので、会場内の観光をしたり芝生で昼寝をしたりしていたら、あっという間にナイトセッションの時間になりました。

まさかの棄権のナイトセッション – 意外とダブルスが面白い

ナイトセッションは1階席の良いチケットを取っていたので楽しみにしていたのですが、目玉のジョコビッチが相手のトミッチが棄権してしまったため観られず。。代わりに、ブライアン兄弟とソック・ポスピシルの北米ダブルス対決が組み込まれることになりました。ダブルスは普段観ませんが、チケットももったいないので観ていくことに。

ブライアン兄弟は世界一の双子ダブルスペアでハイタッチの変わりにお腹をぶつけ合うことで有名です。相手のソックもグランドスラムでダブルス優勝したことがあるので、ダブルスとしてはかなり良いカードでした。

試合は期待を裏切らない好ゲームで、フルセットでソック・ポスピシルのペアが勝ちました。普段観ないダブルスですが、デュースも無くてラリーも短く、最終セットも10点タイブレーク(スーパータイブレーク)のみと試合のテンポが良いので、現地で気を抜いて観る分にはすごく良かったです。

40年大会に通い続ける日本人のおばあちゃん

このダブルスの観戦中にアジア人らしき老女が隣の空席に座っきて、“Are you Chinese?”と聞いてきました。心の中で半ギレしながら、“No, I’m not. I am Japanese”と、教科書英語で返事をすると、「あら、私も日本人なんですよ」と正体を現しました。

なんでもサンフランシスコに住んでいるらしく、ロスにも家がおありとか。何よりも驚いたのは、40年この大会に通い続けているそうです。インディアンウェルズは今年で大会40周年。毎年ここで観戦できるなんて羨ましくて仕方ありません。

なお、インディアンウェルズはロスから車で2-3時間ということもあり、もっと日本人の観客もいるかなと思っていましたが、このおばあちゃんが初めて見る日本人でした。

子供時代ぶりに名を聞いた女王、マルチナ・ヒンギス

この日の最終マッチは女子ダブルスでした。女子ダブルスなんて全く興味が無いのですが、マルチナ・ヒンギスという少年時代ぶりに聞く名に引き寄せられて、ちょっと観ていくことにしました。私は、にわかテニスファンなのでヒンギスの名前と最近のカムバックくらいしか知らず、どのくらいすごい選手なのかは全く知りませんでした。

しかし、開始して数ゲームもしないうちにプレーに引き込まれてしまいました。他の3人のモブは名前も知りませんでしたが、彼女のみプレーの格が違うのは一目で分かりました

セリーナやシャラポワがパオパオ叫ぶ発狂系女子テニスはテレビで見たことありますが、彼女らのパワーテニスと違って、なんと美しいショットを打つことか。どうりで全盛期に人気があったわけです。彼女のプレーには感動しましたが試合自体は一方的な展開で、ヒンギスが翌日以降も勝ち残ることが確信できたので試合の途中で退散しました。

手前コートの右側がヒンギスです。錦織の試合がなくても、いつもと違うテニスを見ることができて、十分満足のいく観戦日となりました。

この日は昨日とは別のホテルに移ります。ホテルの名はDesert Hot Springs Spa Hotel。ここも普通のモーテルで、プールと割とマシなレストランが付いていることしか特筆すべき点はありません。滞在が週末にかかったこともあり、値段はかなり割高でした。

部屋の写真はなく、プールサイドで寝転がって取った写真のみ。ファミリー向けと謳うだけあり、夜もプールで遊んでいる子供たちの声が聞こえます。砂漠地帯の夜に、子供たちがじゃれあうプールサイドで夜風に吹かれながら星空を眺めるも悪くないなと思いました。ただ、このホテルをリピートすることは多分ありません。

まだまだテニス観戦は続きます。

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