チェトゥマルからXplorへ – 日本車サイコー!
中国人との旅行は終盤戦の5日目に突入。この日は、カンクンから車で1時間くらい、プラヤデルカルメンのやや南にあるXplor Parkに行きます。ホテルから近くのベリーズとの国境にも興味がありましたが、私以外は全く興味が無いようなので、真っすぐ目的地を目指します。
昨日のトラブルのせいで明らかにみんな疲れていました。しかし、運転をするのはあくまで私。起きていてもチャイナはウルサイだけなので、寝てるのは逆に助かります。車もクソアメ車からNISSANに変わったおかげで快適なドライブでした。
チェトゥマルから高速に乗ろうとすると、警官(軍隊?)が道を封鎖しており、ナビ通りの道からは高速に乗れませんでした。国境近辺という土地柄か、こういう事も多いのでしょうか。日本の警察とは比べ物にならないレベルで武装しているので正直怖いです。殺されないように素直に誘導に従い、迂回ルートを通って高速に乗りました。
Xplor – 子供だましのテーマパーク
日本車の高性能を噛みしめながら走ること数時間、目的地であるXplorに到着しました。ここのアクティビティは、密林の上をターザンするジップラインと、人工的な鍾乳洞仕立ての洞窟を泳ぐプール、木製のサンダルみたいな道具でひたすら漕ぐカヤックと、チャチなオフロードカー体験です。これで一人約120ドルです。
この説明で何となく分かると思いますが、どちかというと家族向けの子供だましのテーマパークです。20代前半のチャイナは騙されてくれましたが、ここに行くなら、プラヤデルカルメンのビーチか、プラヤデルカルメンから行けるコスメルという島で海を楽しむほうが100倍くらいおススメです。
とはいえ、晴れててジップラインは気分いいし、プールは昨日の泉に比べて人工感アリアリですがゆっくり泳げるし、オフロードカーは運転を任せて束の間の乗客気分を味わえたし、それなりに楽しみました。残念だったのは、カヤックのゾーンではサンダルみたいなミニオールでひたすら漕ぎ続けるのですが、全然進まない上に、一人っ子政策の申し子どもが「疲れた」と言ってすぐにサボり始めたので、かなり腕が疲れたことくらいでしょうか。
なお、オフロードカーでは二人二組(どっちも日中1人ずつ)に分かれたのですが、私と別のペアは、スタッフから「免許なくても大丈夫!」と唆されて免許の無いチャイナが運転し、5秒でクラッシュしていました。
トゥルムへ移動 – 学ばない日本人
Xplorを後にして、本日のホテルがある、マヤ文明の遺跡とビーチで有名なトゥルム(Tulum)という街にUターンして向かいました。
この日宿泊したのはHotel Casa Sofia Tulumというホテル。できて日が浅いのか、当時は予約サイトのレビューが全然見つかりませんでした。ナビアプリにも出てこず、住所入力で近辺まで到着しても見つけられませんでした。すると、連れの日本人が車を降りて、目の前のお店の人に尋ねてくれました。どうやら知らないようで、連れは今度は隣の店の人に聞きに行きました。それでもだめで、今度はその隣に聞いて、と繰り返し…車に乗ったままの我々の視界から消えていきました。
その間に車中のメンバーはGoogle Mapで正確な場所を突き止めていたのですが、昨夜の成功経験に酔い痴れているのか、日本人の連れは一向に引き返してきません。そして、今日も彼の携帯電話は車の中に置きっぱなし。。20~30分くらいで戻ってきましたが、この時は流石にイラついたので、「最初でダメだったなら消える前に一回戻ってくるか、携帯は携帯しろ」と苦言を呈しました。
ホテルに着くと小さいオッサンが出迎えてくれました。英語は「通じる」というレベルですが、物腰は柔らかく親切で、ホテルの内装も値段の割に悪くありませんでした。セントロの通りからも近いので、OKを越えてGoodの評価をしたいと思います。
夕食はこの旅一番のSeafood – セントロはシンプルで安全
その後、夕食のためにセントロに出かけました。ホテルの人におススメを聞くと、Lonley planetにも載ってるEl Camello(エルカメージョ)という店がリーズナブルでシーフードが美味しいと言われたのでそこに決めました。
レストランはセントロのはずれでしたが、歩いて行ける距離で、店内は賑わっていました。ホテルで仕入れた情報に間違いはなく、ここで食べた魚はこの旅行で一番おいしかったと思います。写真だけ見るとマズそうですね。
ここのセントロは、一本の広い通りに面してお店が立ち並んでおり、観光客の歩行者も多いので比較的シンプルかつ安全です。夕食後、もう一軒通り沿いのバーをハシゴして、日付が変わる前に寝ました。アクティビティ的には他の日に劣る一日でしたが、警察に捕まったり車が壊れたりすることは無かったので、心からホッとしました。
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