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二度目の転職

企業法務

ベンチャー企業に移り、大変刺激的な日々を送っていたわけではありますが、あっという間に二度目の転職をすることになってしまいました。理由の詳細はここには書けませんが、まあ色々とヤバいことになり、志ある人も次々に会社を去っていくような事態になったからです。

ということで、再び転職活動をすることになりました。。

転職活動の方法・方向性

とりあえずビズリーチの履歴書を更新してプレミアム会員にアップグレードしたら、またエージェントから色々と連絡が来たので、そのエージェントから情報を取るともに、弁護士専門の転職エージェントにはこちらから声をかけてマーケットの状況を教えてもらいました。

最初に法律事務所を辞めたときの動機からして、再度別のベンチャーでトライしたいという気持ちもありましたが、諸事情により、二度目の挑戦は無しということになりました(一応、最後まで探してはいました)。また、法律事務所を辞めてから日も浅く、(いつか法律事務所に戻るにしても)流石にもう少しインハウスとしての経験を積みたいとの思いから、法律事務所は基本的に候補から外しました。

ベンチャーもダメ、法律事務所も無しとなると、(金融畑なので)まあ割と大手の企業や投資・アセマネ系に絞られてきてしまう訳ですが、その中で面白そうな仕事となると、そうゴロゴロ転がっているものではありませんでした。どの段階まで選考を進めたかはさておき、保険の国内大手、不動産のアセマネ会社、大手商社、外資IT大手、外資製薬、外資エンタメ配信、国内・外資金融など色々と回ってみました。まあ時間もありましたし、短期間のうちに再転職する羽目になったという意味では最初は失敗だったので、やや慎重に見て回ったかなと思います。

今回も、ビズリーチ経由でエージェントとコンタクトを取っていましたが、その結果活用したエージェントの中では、JACリクルートメントなんかは堅めの求人が多かったかなという印象です。私のニーズとは合いませんでしたが、無難な転職がしたい人はとりあえず登録されてみては(下記バナーリンク)。

あとは、弁護士専門の人材会社であるジャストリーガルは、独自で高品質な求人を多く持ってきてくれました。法律事務所在籍時にもたまに電話がかかってきて、その時は邪険に門前払いしていましたけどね。

そんな中で結局、LinkedInで突然連絡してきた海外のエージェントが持ってきた外資系企業の案件に決まってしまいました。一回目の記事でも書いたとおり、LinkedInは求人条件の絞りがかけづらく、こちらから探していくのにはさほど便利ではないのですが、割とピンポイントで狙ってくる求人が多く、ある程度専門性の高い経歴を持っている人には利用価値が高いものと思います。今回自分が転職した会社は、日本の人材紹介会社を使っていなかったらしく、そんな一風変わった求人に会えるのもLinkedInの特徴かも知れません。今回の会社に決めた理由は以下のようなものです。ちなみに、テック企業ではありません。

  1.  主に日本の案件をやることが期待されているが、社内規程だとかのジェネコは求められておらず、(東京にいながら)アジア本部の一員として新規案件を進めていくという仕事内容が自分の経験にフィットしたこと。アジアの他国の案件もやってよいとのこと。
  2.  上司も外国人で、数十人いるアジアのインハウスの中で日本人は自分だけという環境を面白く感じたこと。
  3.  ベンチャーでは手探りだった法務の在り方につき、インハウスの存在が当たり前の法務部門の在り方を経験できる機会だったこと。
  4.  アジア本部まで面談に行ったが、外資にイメージしていたサバサバ感がなく、長く働くイメージも持てたこと。
  5.  アジア本部に多くの権限があるので、基本的に大きな時差なし!(最近は香港やシンガポールにアジア本部がある会社は多いですが、これ、地味にありがたいです。)

といった感じで、今の会社に決めました。後ろ向きめな転職でもあるので、お金のほうは厳しいと思っていましたが、若干条件Upしてもらうことができました(そこは外資)。余談ですが、オファー後~内定受諾前に担当エージェントが別の会社に転職しやがって、「お前が先に転職決めてどうすんだよゴラァぁぁ!」という珍事もありました。

選考プロセス

選考プロセスは以下のような流れでした。外資って、意外と選考過程で色々な人と話すんだなと思いました。

①上司(予定)と電話面談
②東京オフィスでビジネス部門と面談 ついでに上司からの課題(簡単な契約書作成テスト)
③アジア本部でリーガルの上司、副部長、本部長、ビジネスの副部長、本部長と面談
④米国のリーガル人事グローバルヘッドと電話(ただの通過儀礼だけど、手厳しい内容)
⑤米国のゼネカンと電話(ただの通過儀礼だけど、穏やかな内容)

面接は、当然ながら日本のビジネス部門との面談を除けば英語でした。採用面接の質問なんて比較的典型的なのである程度準備はできるのですが、それ以上にネイティブ上司の英語の難易度が高くて苦戦しました(出身国も違いますが、ビジネス部門のネイティブはそうでもなかった)。

他のアジア拠点の同僚と比べても自分の英語力は相当劣るとは思うのですが、他の日本人候補者も自分以上にダメだったということでしょう、サンクス。まあ、留学に行っても英語はうまくならないので、英語がうまい弁護士なんてさほどいないということは、行った人なら良く分かっていることです。なので、「日本人はみんな下手」と思って玉砕覚悟で臨めば、意外と英語力は(選考の時点では)問題にならないかもしれないです。

電話面接の手ごたえは正直なかったのですが、東京オフィスでの課題が自分のスキルと非常に合致していたので前に進むことができたのでしょう。さらには、アジア本部まで行ってベロベロになるまで飲んできたのが決め手だったと思います(落ちていたらただの恥ずかしいジャップです)。

 

という感じで、二回目は比較的落ち着いた転職活動をできたんじゃないかなと思います。弁護士という専門職とはいえ、前の会社での在籍期間が短いことについてはどこの会社でも疑問視されましたが、(守秘義務の関係で細かくは話せないにもかかわらず)会社の状況がヤバ過ぎたせいでどこでもすぐに理解してもらえたのは不幸中の幸いです。まだ一回目ということもあったかも知れません(上場前ベンチャー・国内大手金融からも内定をもらえたことからしても、基本どの会社でも状況は理解してもらえたものと思います)

かくして、世間的にはボチボチ立派なグローバル企業のインハウスに転職することになり、当面は落ち着いた暮らしになるかなと思っていましたが、その後まもなく、得体の知れないウイルスによって状況が激変することになろうとは、このときには知る由もありませんでした…

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