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留学生活(NY)

NYの家探しとシカゴからの引越手続

留学生活(NY)

企業派遣組は業者使えていいなぁ – 現地訪問

シカゴ滞在が短くなり、予定より早くNYへ引っ越すことに。丁度よく日本人から物件を引き継げれば良かったのですが、そんなツテもなかったので家探しに向かうことに。

仲介業者を使うとお金がかかってしまうので(企業派遣の人は会社が払ってくれますが)、事前に物件の目星をつけて、直接マンションのリーシングオフィスにアポを取ってから乗り込みました。

一人暮らしであるためマンハッタンを希望。なかでも、研修先に近いミッドタウンウエストの物件に絞りこんで探しました。

最初に訪れたのは、再開発めざましい11th Ave.の物件。新築でとってもキレイ。

ルーフトップからはマンハッタンのスカイラインが見え、西側にはハドソン川、これはエロい確実にモテる物件ですが、家賃が予算オーバーなのと、9th Ave.より西へ行くと人通りが少なくて治安面で不安なことから断念(少し遠いし)。今思えば、治安面は気にし過ぎだったかもしれません。なお、このあたりは再開発のおかげで比較的きれいな新築マンションが多いです。

マンハッタンの家賃高すぎ問題

マンハッタンの家賃高すぎです。。Studio(ワンルーム)タイプでも基本的に3000ドル前後からのスタート。しかも月額家賃の40倍の年収があるか、無ければ80倍の年収のある(米国人の)保証人を付けることが必要だとか。。会社から家賃補助の出る人は問題ないのですが。

幸い最終的に決めた物件では、収入基準は貯蓄やクレジットヒストリーがあれば大丈夫だと言われましたが、正直マンハッタン舐めてました。あと、1年単位でしか契約できないところ(13か月とか無理)も悩ましい点でした。これはマジ意味不明でした。

また、家探しをしている中で改めて感じた点として、NYは間違いなくエキサイティングな都市ですが、ゴチャゴチャして汚いので、住む場所としては個人的にはシカゴのほうが好きだなぁと思いました。

引越準備 – 家の解約

残存期間にはキビシイ

NYの家も決まったところで、本格的に引越の準備をしなければなりません。まずは今住んでいる家の解約。こちらのアパートは基本的に契約に厳しく、早く出ていくといえば、何か月残っていようと残りの期間分の賃料を取られます(日本では通常1-2か月通知で解放されますが)

そのため、損失をカバーするにはサブリースしなければなりません(この点、シカゴは、法律で家主が賃借人によるサブリースを不合理に拒絶できないようになっていました)。うちのアパートは、(リーシングオフィス側で)新規のテナントが見つかればそれ以降は賃料取らないよと言っていましたが、結局うまくいかず、若干の無駄金を支払う羽目になりました。

原状回復はテキトー

リーシングオフィスに解約通知をしたら、退去手続の紙をくれました。「部屋のクリーニング頼んどいて、自分でやってもいいけど」と書いてあったので、自分で掃除機かけてお愛想程度に汚れを落としていったら何も言わませんでした。酔っぱらった勢いで壁紙をデストロイしていましたが、これについても何も言われませんでした。日本とはスタンスが違いますね。米国は、原状回復に通常必要な費用も賃料に上乗せしてあるという見方もできますが、単に日本の大家がセコイというのが真理な気もします。なお、ここの敷金はゼロだったので揉めようもなかったのですが、敷金はたいてい全額が返ってくるそうです(追記:NYの家では1ヵ月分敷金を入れていましたが、全額返ってきました。帰国後にチェックが送られてきたので換金は少し面倒でしたが)

あとはせいぜい電気やネットの手続をしておくだけです。申込みの際は面倒な点もありましたが、停止・解約手続は非常に簡単でした。

家具・荷物の引越 – 日本の業者はボッタクリ、米国の業者は低クオリティ

次は荷物の引越準備。まず、家具はレンタルだったのでレンタル業者に回収してもらいました(土日に来てくれないのが面倒でした)。

その他の荷物について、米系の引越業者に見積もりをお願いしようとしたのですが、引越シーズンらしく、見積りの日程すらうまく調整できませんでした。ただ、日本と一緒で、一括見積りのサイトに入力すると、ひっきりなしに業者から電話がかかってきます。なお、アメリカの引越業者は高いうえに信用できないらしいです。値段が高いのは、国が広過ぎるので、輸送距離的に仕方ない気もしますけど。

日系の会社に電話してみると、「米国内の引越はウチのような日系に頼むと高いですけどいいですか?」と親切な回答が返ってきたので、大人しく忠告に従い利用しないことにしました。これは会社が引越費用を出してくれる企業派遣・駐在組のためのサービスですね、アイツら爆発しろ

なお、ネットでの情報を見る限りでは、日系の引越業者の料金は、ぼったくりバーと同じレベルでやばいように見えました(ぼったくりバー行ったことありませんが)。

結局自分で引越

見積もりの見通しも立たないのでは旅行にも行けないので、もう自分で引っ越すことにしました。大きな家具も無いので、段ボールで大半の荷物を送り、あとはレンタカーで自分で持っていくことに。段ボールはUPSにも売っていましたが、高かったのでHome Depotで調達。

費用は、UPSで6箱送って360ドルくらいでした(なお、段ボールはズタボロになり中身もいくつか昇天しました)。レンタカーは、乗捨て料金のせいで若干高くつき、4日で約700ドル。シカゴからNYは車で12時間くらいなので、無理をすれば1日でも行けますし、少しゆっくり行っても2日あれば十分ですが、せっかくなので、道中観光をしながらNYへ向かうことにしました。

結局、引越の見積もりすら取れなかったので、業者に頼むより安くついたのかは分かりませんが(でも長距離引越はマジで高いらしいです)、道中の旅行も楽しめて結果的には良かったです。まあ現実には、LLM留学に来るような上品な方々は、多少お金がかかっても引越業者を使う、というのが現実的な選択肢になるように思います。

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