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弁護士と旅

さらばアルゼンチン – 初の南米旅行終了 (vol.11)

弁護士と旅

最終日に体調不良…

この旅行もあっという間に最終日になりました。この日も天気は快晴。天気予報さん、あんた…大嘘つきだね。

目を覚ますと、旅の疲労と昨日の1リットロビールのせいで体がだるく熱っぽい。厳密には熱は無いのですが、微熱がある時と同じ感じで体がだるいです。もう旅の目的も達成していたので、熱帯特有の変な病気でないことを願いつつ、この日は観光はせずに、ホテルで休憩して街中で昼食を食べて帰国することにしました。

朝食後、部屋で休んで11時ころにチェックアウト。客もあまりいないので、チェックアウト後、ロビー奥のソファでずっと休ませてもらっていました。体調が回復する気配は無いものの、昼食を食べるためにタクシーでバスターミナルへ。地球の歩き方に載っているコロールというピッツェリアで食べる予定でしたが、気が変わってアクアとかいう近くのレストランに変更。ここで再度、イグアス名物のスルビ料理を食べることにし、スルビラビオリを注文。

店内の風景とスルビのラビオリ。やはり特徴のない魚でしたが、全体的にはなかなか良いお店でした。

飛行機も不調…

昼食を終えたらそのままイグアス空港へ移動。南米まで来て何も観光しない日を作るのは勿体ない気もしますが、長期旅行はトラブル・体調不良・天候不良を考慮して余裕を設けるのが鉄則だと思います。

空港でチェックインを済ませて電光掲示板に目をやると、空港からの出発便が一本キャンセルになっていました。そして30分後には、他の便にも遅延がアナウンスされました。このあたりで、私のサイドエフェクトで自分の便の未来が見えました。

予想どおり、私の便についても掲示板に赤字で“ask agent”と表示されました。「ask agentって何やねん、お前らから説明しろよ」という気持ちを抑えつつ、エージェントにアスクしました。やはりドミノ倒し的に遅延が発生しており、前の便の出発を待つ必要があるので遅延するとのことでした。

結局、30分程度の遅れで出発し、事なきを得ました。飛行機トラブルが旅の後半戦に集中しましたが、どれもクリティカルなものにならず幸いでした。

米国への帰還

エセイサ空港に着くと旅の終わりを実感し始めます。たまたま空港でオーケストラが演奏をしており、見送られている気分になりながらチェックインを済ませ、搭乗ゲートへ。行きはマイアミで預け荷物をピックアップする必要はなかったのですが、帰りは入国審査のためか、入国港であるマイアミで預け荷物のピックアップが必要とのことでした。

 

アディオス、アルゼンチン。またいつか来ます。

行きと違い、帰りは座席をビジネスにアップグレードするチャンスはなく、安定のエコノミーで帰国。私は肩が凝った経験もなく、腰も健康かつ細身なので、隣がアメリカンデブでない限りはエコノミーでも全く平気です。

体調を崩していたせいで長距離飛行は辛かったですが、無事にアメリカに帰ってきました。マイアミの入国審査では、到着時間が午前4時ころだったこともあって待たされることなく通過。入国審査官に「シカゴは寒いぞ」と言われたときに、戻ってきたなーと実感しました。入国審査とは別に、トランジット時の荷物検査の際に再度職員の質問がありました。

職員「どこに行ってたんだ」
ワイ「アルゼンチン」
職員「なんのためだ」
ワイ「なんのためって、、観光」
職員「はじめてかアルゼンチンは」
ワイ「そうです」
職員「アルゼンチンのどこに行ったんだ」
ワイ「イグアス」
職員「なんだそれは」
ワイ「でっかい滝です、ナイアガラみたいなやつ」
職員「逝ってよし」

てな感じで、意外としつこく聞かれました。麻薬とかの関連で南米帰りだとキビシイのでしょうか。

入国審査にかかる時間を見越してトランジットに4時間くらい余裕を持っていたのですが、長過ぎました。結局、3時間くらい何もせずにシカゴ行きの便を待つことになりました。

かくして、大過なく人生初の南米旅行を終えシカゴまで戻ってきました。この時のシカゴはマイナス5度前後でしたが、「たったのマイナス5度か、思ったより寒くないな」と感じてしまうのが、シカゴの恐ろしいところです。

日本にいるときは、南米なんて縁のない世界だと感じていたのが、今回の旅で一気に身近になりました。アルゼンチンといえば「サッカーと国債デフォルトが国技」というイメージしかありませんでしたが、様々な魅力(治安除く)を持つ国だと判明しました。アルゼンチンに行くかはともかく、南米には、米国滞在中にもう一度行ってみようかなと思いました。

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