シカゴの展望スポットと言えばジョンハンコックセンターとウィリスタワーの二つでしょう。どちらも観光してきたので、今日はそれぞれの展望台についての感想を述べたいと思います。
(※転載時追記:ジョンハンコックセンターは、転載時現在、875ノース・ミシガン・アベニューとかいうダサい名前に変わったようです。なお、ウィリスタワーも昔はシアーズタワーでした。)。
シカゴの摩天楼とミシガン湖が良く見えるジョンハンコック。シカゴ一の高さを誇るウィリスタワー
ジョンハンコックとはアメリカの偉い人の名前です(説明が雑)。入場の際、IDチェックがあるのでパスポートを忘れずに。
建物としてはウィリスタワーの方が高いですが、展望台からの景色は、ジョンハンコックセンターの方がミシガン湖に近くレイクビューも良いということで、どちらかに行くのであればジョンハンコックセンターという人は多く、私も同意見です。個人的には、ウィリスタワーからの景色は全体的にのっぺりしていたような印象があります。
こちらがジョンハンコックセンターの夜景です。ミシガン湖が良く見えるので、日が暮れる前の景色もおススメであります。また、ジョンハンコックセンターにはシグナチャールームというエロいラウンジが展望台の下のフロアにあり、ミシガン湖やシカゴの夜景を眺めながら食事をとれるのでデートにもってこいです。もちろん、私がデートに使用するチャンスは無かったことを念のため申し添えておきます。
こちらはウィリスタワーで撮った写真です。写真のチョイスに悪意があるようにも思いますが、これしか残っていないので、これ以上の景色が見えなかったのでしょうか。「シカゴ一の高さ」とか、「かつてはアメリカ一の高さ」だったとか、肩書が好きな人は行ってきたら良いと思います。
アトラクションは互角?ジョンハンコックのTiltとウィリスタワーのLedge – 個人的にはTiltが怖い
これだけの展望スポットということで、ジョンハンコックにもウィリスタワーにもちょっとしたアトラクション的要素があります。
ウィリスタワーは、高さ412メートルの空中にせり出した、床を含む全面ガラス張りの部屋(Ledge)で有名です。それなりに怖いですが、床をガラス張りにした高いだけの建物はそこまで珍しくないので、高所恐怖症でなければ平気だと思います。一方で、ジョンハンコックセンターには、窓ガラスに体を固定し、そのまま窓ガラスを空中側へ傾けていくTiltというアトラクションがあります。こちらは、単に「落ちるかもしれない」という恐怖感を与えるだけのLedgeと違い、空中側に壁が傾くことで「実際に落ちていく」という恐怖と動的感覚を与えるアトラクションになっているので、個人的にはこちらのほうがLedgeの何十倍も怖いと思います。あたかも自分で体験したかのように書いていますが、実際には、勇気が湧かずに「お金払ってまでやるもんじゃないね」と負け惜しみを吐いてTiltからは逃亡したことを申し添えておきます。
(Tilt公式動画)
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