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外資インハウスの英語研鑽 – リーディング・ライティング

弁護士と英語

このブログで既に何度か触れていることですが、通常、外資系企業でインハウスローヤーをするにあたって英語は必須となります。中には、日本の拠点内に外国人はあまりおらず本国の上司との連絡がほとんどで、上司の英語(と人柄)に慣れてしまえば何とかなるケースもあるかも知れません。ただ、多くの場合は、法務に依頼してくる別部門の人間や、法務のチーム内でのやりとりを含めて、英語でのコミュニケーションが多い(というか当たり前)のではないかと思います。英語力は、業務の中で英語を使っていれば自然と上達していくものでもありますが、なかなか日本語のようには上手くいかないし、英語力の研鑽・維持のための業務外での継続的な取り組みはマストだと思います(と言いつつ、最近は上司とのコミュニケーションも多いことを言い訳にしてサボっていいますが)

というわけで、今回は自分が何をしているか(していないか)記事にしてみようと思います。なお、自分は、巷にあふれている、「聞いてるだけで英語がペラペラに!」とか、「1日5分でTOEIC900点」とかいう上手い話はないと考えています。一方で、「毎日30分、英会話欠かさなければ英語は上達するんだ」みたいなスパルタに耐える精神力も持ち合わせていません。ですので、「そりゃ必死にやったらできるの当たり前なんだよ。そういう理想論じゃなくて、ほどほどにやって(サボって)、ほどほどにできるのは、どんなレベルなの?」ていう、ダメな層にちょうどいい話なのではないかと思います。

紙幅の都合で、リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングに分け、今回は、何もやっていないリーディングとライティングについて書こうかなと思います。なお、私は留学の際のTOEFLについてはお世辞にも上手くいったとは言えないので、TOEFL対策みたいな話はしません。

リーディング

TOEFLのときも含め、リーディングについて困った経験は今のところありません。米国留学中にロースクール時代にテキストを読んだことを除けば、英語で読書をするということはほとんどないです。英字新聞は何回も購読を申し込んだことはありますが読まずじまいで、結局おカネをドブに捨てて新聞紙を資源ゴミとして捨てるだけでした。そもそも日本語でもマンガと法律書以外に本を読まないので、英語の本なんか読む気になる訳がありませんでした。ハリーポッター(原文)おススメという話があったのでKindleで購入してみましたが、数ページで飽きました。

個人的には、リーディングに関しては大学受験以上のことは趣味の範囲でやれば良くて、それで仕事に大きな支障をきたすことはないと思っています。正直、大学受験のときに愛用した旺文社の英語長文問題精講がリーディングスキルの基盤を構成していると言っても過言ではありません。。

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昔から英語アレルギーで学校や受験の成績も悪かったという人は知りませんが(正直、外資はやめといたらとしか)、日本は、リーディングに関しては無駄に教育していると思いますので、昔の勉強を振り返ってみてはどうでしょうか。

なお、英文契約書については、日本語の契約書と同じく、独特な文章なので最初は慣れが必要だと思います。業務外で訓練する機会は基本的にないですが、規則的な表現が多いので、業務をこなしていればすぐに慣れてくるものだと思います。

ライティング

ライティングについても特別なことはやっていません。英作文は大学受験の時に少しだけZ会にお世話になっていた気がします。TOEFLの時は、問題集は少しやりましたが、添削を受けるような講座は受けたことありません(受けようと思ったのですが、空きと時間がなくて)。それでもまあ、安定的に及第点は取れていました。

ライティングは、とにかく他人のメールや文章のサルマネをしています。日本の教材で見たことのあるイディオムとかを使ったら、謎に通じないこともあったりするので下手にカッコつけないようにもしています。

駆け出しのころは、何とか先例を探し出して、それをもとに文章を作り、自分で創作した部分はパートナーや先輩アソ、ネイティブのチェックを受けて自分の中の表現のストックを増やしていくことの繰り返しでした。割と、実戦で磨いていくしかないのかなと思っています。契約書についてはリーディングと一緒です。独特な表現が多いものの、規則的な表現が多く、過去の案件の表現を流用できる部分も多いので、ある程度数をこなせば色々な種類の契約に対応できるようになります。

いつ頃からかはっきり覚えていませんが、弁護士になって二~三年目くらいから、タイトなスケジュールの英語案件で追い詰められて、ギリギリの状況で脳を酷使した結果、言いたいことを無意識的に英語で書けるようになってきた気がします。やっぱり、サイヤ人と一緒で人間追い込まないと成長しないですね。

今でも割と困るのは、法律文書に至らないビジネスレター(例えばですが、賃料交渉とか)や、異動・退職の挨拶、冠婚葬祭など、微妙なニュアンスの文章や気の利いた言葉が必要になる場面ですね。ビジネスレターについて言えば、法律事務所にいたころは、「日本人(企業)の英語」として書けていれば足りた面もあるのですが、現在はもっとハイレベルな文章を求められます。まあ、特別ダサい文章を書いてるつもりもないのですが、上司がネイティブということもあり、“art than science”な修正だよとかいって手を加えられます。こればっかりは、Non-nativeな自分には判断しようもないですし、肌感覚を磨き続けるしかありません(というか、弁護士10年目超の外資のインハウスで、ネイティブの上司に細かく手を加えてもらうことができる環境って、なかなか恵まれているかも知れませんね。)。

異動・退職の挨拶、冠婚葬祭などは、他の同僚から気の利いた言葉が飛び交うのを感心しながら眺めつつ、自分は、とりあえず地雷踏まないようにbest wishesとかお決まりのフレーズで短く済ませています。なんかオサレなこと言ってみたい…

 

こんな感じで、リーディングやライティングについては、業務を通じて学んでいかなければならないことはもちろんありましたが、どうしようも無いレベルで困ったことはないですね。ただ、ライティングについては、まだ一つ上のレベルを目指せるような気がしています。もうすぐ今の会社で二年目を終えることになり、業務も人間関係も軌道に乗ってきたところなので、グローバルな環境でより一際輝くために、何か初めてみようかな。その場合には、新たな取り組みについてまた記事にしてみます。

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