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弁護士と英語

外資系インハウスの英語研鑽(スピーキング)- 弁護士が使っているオンライン英会話教室

弁護士と英語

スピーキングは度胸 – それ故に効果的な方法がない

日本人が最も苦手に感じるのがスピーキングだと思います。留学に行く弁護士も、TOEFLのスピーキングでまともに話せず低スコアを食らって自信を無くした人もいるでしょう。

しかしながら、客観的にはそんなにレベルが高くなくても実際には何とかなってしまうのもスピーキングの特徴です。なぜなら、スピーチなどの場面を除けば基本的に会話は双方向的なので、相手の英語力と理解力もサポートして会話を成立させてくれるからです。大事なのは、1秒考えて”Are you OK?”と言える正確性より、0.1秒で”Do you OK?”と間違えた英語でも相手に「ん?ああOKOK」と言わせてしまえる思い切りということです。その意味では、TOEFLのスピーキングテストは実戦とは少し違う部分がありますね。

その度胸が無いのが日本人の一番の問題点なのですが、内気な人に人前で話す訓練をさせるのが難しいように、度胸を付けると一口に言っても、性格を変えるような話なので決して簡単ではなく、留学という劇薬で漸く一定程度改善されるといったところです。よく「思い切って外人に話しかけることが大事」とかいう人がいますが、「シャイなのが原因なのにできる訳ないだろ、陰キャ舐めんなバーカ」って思います。病人に対して「健康になるためには運動が大事」と言うようなもので、クソの役にも立たないアドバイスです。

実際のところ、あまり効果的な練習方法も無いように思われ、何とか実践の機会を作り出すしかありません。正直言って、一部を除き、四大のシニアパートナーや留学帰りの弁護士であっても(国際的な案件で活躍していると言われている人ですら)、海外の非ネイティブと比べても上手ではないので、無駄に卑屈になってはいけません。目線を上げ過ぎないようにしましょう

最近は四大にも外人弁護士が増えており、そういった弁護士を捕まえて会話することができれば良いですし、外人の友人でも見つかればいいのですが、そんな行動力のある人はもともとスピーキングで苦労するタイプではないと思います。

結局英会話スクールに行きつくわけで、大抵の人にとってはこれが唯一の現実的な方法だと思います。自分自身も、これまでレアジョブ、GABA、ビズメイツと経験してきたので、それぞれのサービスについての感想を述べてみたいと思います。

レアジョブ – 初めてやる人はこれかDMM使えば間違いない

DMM英会話と並ぶオンライン英会話のド定番だと思います。レアジョブを受講したのはもう7年くらい前ですし、DMM英会話については受けたこともありませんが、どちらかを選んでおけば間違いないと思います。なぜなら、どのオンライン英会話も基本的には講師との相性次第だし、フィリピン人と25-30分しゃべるという基本ストラクチャーは大きく変わらないからです。

最近はネイティブ講師オプション等もありますが、発音も抑揚もろくにできない日本人がフィリピンなまりがどうとか生意気言っても仕方ありませんネイティブとのコミュニケーションに特別に苦手意識があって重点的に特訓したいというケースで無ければ、敢えて高いカネ払ってネイティブを選択するなんて意識高い系でしかないと思います。

英会話の続けかた – そもそも人間と30分も話したくない

英会話ってホント続けるの難しいですよね。時間を取る(予約に合わせる)のも忙しくて難しいし、何よりも私は、見知らぬ人と25分も話すなんて日本語であっても苦痛でしかありません。「ご趣味は?」とかいう個人的な話題や、「優先席についてどう思う?」とかいうパネルディスカッション向けの話題を振られても、「色々思うことはあっても直接会ったこともないお前にぶちまける気にはならねえ」っていう気持ちになるんですよ。

おそらく最近は過去にもまして教材も豊富になっているし、カランメソッド(すごく適当に言うと、四谷学院の55段階指導的なやつです。)やビジネス用教材を使えば、話すことが決まっており、ある程度答えもあるので「お前に話す筋合いは無い問題」を多少は回避できるかもしれません。ただ、カランメソッドはある程度のレベルの人には簡単すぎで、四大に入るレベルの人には不適当かも知れません。

 Gaba – マンツーマンだがカメタイプ向け

弁護士になって2年目か3年目に、留学準備を意識してGabaに通ったことがあります。現在ほどオンライン英会話が盛り上がっていなかったのも一因でしょう。アナログ人間だからかも知れませんが、対面ということでオンラインよりも話しやすい雰囲気はありましたし、(赤坂というハイレベル受講生が多い立地のせいか)講師のレベルも高かったと思います。

ただ、休日も仕事するライフスタイルのせいで、時間を確保するのはオンライン以上に難しく、お金も時間もかけてゆっくり学習したいという人には向いているかなという感じです。支払う金額も大きくスパンも長いので、事前テスト等で設定されたコースレベルも必要に応じて受講期間中に調整してもらうのが望ましいように思います。

Bizmates (ビズメイツ) – 値は張るが中上級者にはおススメ

現在は諸事情あって受講停止中ですが、昨年あたりからこちらのサービスを受講しています。これも、フィリピン人と25分話すという基本ストラクチャーは他のオンライン英会話と同じですが、ビジネス経験のある講師を厳選しているという点は、他のオンライン英会話と比べても一線を画していると思います。もちろん、このサービスでも講師によってピンキリではありますが、講師の社会人としての練度?が普通の私大卒と地方国立大卒くらい違う感じがあります(なんか5chの学歴板みたいですみません)

どういうビジネス経験(マーケティング、IT等)があるかは講師の紹介欄に書いてあるので、業界やスキルに共通点のある講師を選ぶことでより自分のキャリアに活かせる英語を学べる可能性もあると思います。

さすがに弁護士経験のある講師は見たことありませんが、インハウスの人は自分の会社と同じ業界の経験を持つ人を探してみるのもアリでしょう。私は、会社と同じ業界での経験を持つ講師を選んだら、たまたま英語の発音も良かったのでその講師をメインで使っています。ま、レッスンで業界の話題になることはそんなにありませんけどね…。なお、同社社長も推奨していますが、意図的に違う講師の講義も受けるようにしています。

難点の一つは、料金が最低でも月額13,200円(執筆時)と、月額10,000円を超えるのはオンライン英会話にしてはお高めなところです。でも週5回(月20回)もやれば1回1,000円を遥かに下回る訳で、その金額をケチるならもうスピーキング向上とか諦めて良いです。なお、頻繁に初月半額キャンペーンやっていますし、1か月もやれば正規料金を払ってでもやる価値があるかどうかは分かるので、試してみて良いと思えば続ければいいと思います。

もう一つの難点は、主にビジネス英会話をやるのですが、弁護士の会話は普通のビジネス英会話とはまた違うところです。話題となる、管理職としてのスキルとか、営業・プレゼンとか、プロジェクトマネジメント等はもちろん弁護士にも必要なのですが、法務業務での比重が必ずしも大きくない場面が題材になりがちです。法務って、結構特殊な言語を扱う人種だということを再認識しました。

ちなみに、留学後に始めたのでそういう目線で評価したことがないのですが、TOEFL対策に向いているかと疑問です。ただ、講師の質は高いし、オンライン英会話の授業内容は割とカスタマイズできるので、使いようによっては対策にも利用できるかも知れません。

最後に、なぜ受講停止しているかというと、バトロワゲー(いわゆるFPS)にハマってしまい、英語の学習時間も全てゲームに費やしてしまっているからです(ガチです、もう人生転落は目の前だと思います)

まとめ – 何でもいいからオンライン英会話やってください

(このコロナ禍で通学型はそもそも難しいと思いますが)なにかしらオンライン英会話をやるというのが現実的な選択肢で、オンライン英会話はどれでも大差は無いし、基本的に無料・割引キャンペーンがあって解約も自由なのでとっかえひっかえしてみても良いです。ちなみに、留学後は英語を使っていないと思っている以上に激しく英語力が衰えていくので、日常的に仕事で英語を話す機会がないのであれば、絶対にオンライン英会話やったほうが良いです。

ただ、結局のところ「英語は度胸」で、オンライン英会話も最初は英語を話すのに慣れて度胸を身に着けるためという面があるのですが、このハードルが想像以上に高くて、留学に行ってボコボコにされてくるまで度胸が身につかないことも多いのが、純ドメにとってのスピーキングの難しい所だと思います。余談ですが、ロースクールにいた時、日本人留学生の中で一番英語でコミュニケーションを取れていたのは、語彙力や文法的なレベルは一番低い人でした。英語を話すコツは、英語力とは関係ない所にあることを示すいい例でしょう。

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