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外資系インハウスの英語研鑽 – スピーキング

弁護士と英語

日本人が最も苦手に感じながらも、実際に使う場面になるとなんとかなってしまうのがスピーキングだと思います。あまり効果的な練習方法も無いように思われ、とにかく実践を繰り返して度胸を付けるのが大事だと思います。正直言って、(一部を除き)四大のシニアのパートナーや留学帰りの弁護士であっても、(国際的な案件で活躍していると言われている人ですら)海外の非ネイティブと比べても上手じゃないので、無断に卑屈になるのは良くないと思います。

最近は四大にも外人弁護士が増えており、そういった弁護士を捕まえて会話することができれば良いですし、外人の友人でも見つかればいいのですが、そんな行動力のある人はもともとスピーキングで苦労するようなタイプじゃないと思います。

結局、英会話スクールに行きつくわけで、大抵の人にとっては、これが唯一の現実的な方法じゃないかと思います。自分自身も、これまでレアジョブ、GABA、ビズメイツと経験してきたので、それぞれのサービスについての感想を述べてみたいと思います。

レアジョブ

DMM英会話と並ぶオンライン英会話のド定番だと思います。レアジョブを受講したのはもう7年くらい前になってしまいますし、DMM英会話については受けたことないですが、どちらかを選んでおけば間違いないと思います。なぜなら、どのオンライン英会話も結局は講師との相性次第だし、フィリピン人と25-30分しゃべるという基本ストラクチャーは大きく変わらないからです。

ネイティブ講師オプションとかもありますが、発音も抑揚もろくにできてない日本人がフィリピンなまりがどうとか、生意気言ってんじゃねえよと。ネイティブとのコミュニケーションに特別に苦手意識があって重点的に特訓したいというケースで無ければ、敢えて高いカネ払ってネイティブを選択するなんて意識高い系でしかないと思います。

ただ、英会話ってホント続けるの難しいですよね。なんだかんだで時間を取る(予約に合わせる)のも忙しくて難しいし、何よりも、見知らぬ人と25分も話すのが、日本語であっても苦痛でしかない。「ご趣味は?」とかいう個人的な話題や、「優先席についてどう思う?」とかいうパネルディスカッションものの話題を振られても、「色々思うことはあっても直接会ったこともないお前にぶちまける気にはならねえ」って気持ちになってしまうんですよ。

最近は、(たぶん)過去にもまして教材とかも豊富になっているし、カランメソッド(すごく適当に言うと、四谷学院の55段階指導的なやつです。)やビジネス用教材を使えば、話すことは決まっているし、ある程度答えがあるので、「お前に話す筋合いは無い問題」を多少は回避できるかもしれません。ただ、カランメソッドは、ある程度のレベルの人には簡単すぎで、四大に入るようなレベルの人には不適当かも知れません。

Gaba

弁護士になって2年目か3年目かに、留学準備を意識してGabaに通ったことがあります。現在ほどオンライン英会話が盛り上がってなかったのもGabaを選んだ一因だったのでしょう。アナログ人間だからかも知れませんが、対面ということでオンラインよりも話しやすい雰囲気はありましたし、(赤坂というハイレベル受講生が多い立地のせいか)講師のレベルも高かったと思います。

ただ、時間を確保するのはオンライン以上に難しいし、テキストもなんとも言えない感じでした。事前テスト等で受講生のレベルを正確に見極め、適切なコースレベルを設定し、かつ、必要に応じて受講期間中に軌道修正するのが容易ではないため、支払う金額の割には、受講生にピッタリのレッスンを提供してもらうには運も必要なように思いました。

お金も時間もかけてチビチビ学習したいという人には向いているのかも知れませんが、自分には向いておらず、数十万円をかけた効果は得られなかったというのが正直な感想です。今となっては私の選択肢に上がってくることは無いでしょう。

Bizmates (ビズメイツ)

現在は諸事情あって受講停止中ですが、昨年あたりからこちらのサービスを受講しています。これも、フィリピン人と25分話すという基本ストラクチャーは他のオンライン英会話と同じですが、ビジネス経験のある講師を厳選しているという点は、他のオンライン英会話と比べても一線を画していると思います。もちろん、このサービスでも講師によってピンキリではありますが、講師の社会人としての練度?が普通の私大卒と地方国立大卒くらい違う感じがあります(なんか5ch学歴版的な言い方ですみません)

どういうビジネス経験(マーケティング、IT等)があるかは講師の紹介欄に書いてあるので、業界やスキルに共通点のある講師を選ぶことで、より自分のキャリアに活かせる英語を学べる可能性もあるかと思います。

さすがに弁護士経験のある講師は見たことありませんが(チェックしてもない)、インハウスの人は、自分の会社の業界と同じ人を探してみるのもアリかも知れません。私は、会社と同じ業界での経験を持つ講師を選んだら、たまたま英語の発音も良かったので、その講師をメインで使っています(なお、意図的に違う講師の講義も受けるようにしてます)。ま、レッスンで業界の話題になることはそんなにありませんけどね…

難点の一つは、料金が最低でも月額13,200円(執筆時)と、月額10,000円を超えるのはオンライン英会話にしてはお高めなところです。ただ、頻繁に初月半額キャンペーンやってますし、1か月もやれば正規料金を払ってでもやる価値があるかどうかは分かるはずなので、やってみて、良いと思えば続ければいいと思います。

もう一つの難点は、主にビジネス英会話をやるのですが、弁護士の会話は普通のビジネス英会話とはまた違うところです。管理職としてのスキルとか、営業・プレゼンとか、プロジェクトマネジメントとか、もちろん弁護士にも必要なのですが、法務での重要性の比重という意味合いでは必ずしも大きくない場面が題材になりがちです。法務って、結構、特殊な言語を使っている人種だということを再認識しました。

ちなみに、留学後に始めたのでそういう目線で評価したことがないのですが、TOEFL対策に向いているかと疑問です。ただ、講師の質は高いし、オンライン英会話の授業内容は割とカスタマイズできるので、使いようによっては対策にも利用できるかも知れません。

最後に、なぜ受講停止しているかというと、バトロワゲーにハマってしまい、英語の学習時間も全てゲームに費やしてしまっているからです(ガチです、もう人生転落は目の前だと思います)。

総括

(このコロナ禍で通学型はそもそも難しいと思いますが)なにかしらオンライン英会話をやるというのが現実的な選択肢で、オンライン英会話は、どれでも大差は無いし、基本的に無料・割引キャンペーンがあって解約も自由なので、とっかえひっかえしてみても良いと思います。ちなみに、留学後は英語を使っていないと思っている以上に激しく英語力が衰えていくので、日常的に仕事で英語を話す機会がないのであれば、絶対にオンライン英会話やったほうが良いと思います。

ただ、結局「英語は度胸」で、オンライン英会話も、最初は英語を話すのに慣れて度胸を身に着けるため的なところあるんですよね。このハードルが想像以上に高くて、結局、留学に行ってボコボコにされてくるまで(あるいはされた後も)度胸は身につかないってことも多いのが、純ドメにとってのスピーキングの難しい所だと思います。おかしな話ですが、ロースクールにいた時、日本人留学生の中で一番英語でコミュニケーションを取れていたのは、語彙力や文法的には一番できてない人でした。

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