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弁護士と旅

メサベルデ国立公園(3) – 公園は良かったけど航空会社が糞過ぎた件

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メサベルデ二日目 – 高原の日の出も見応えあり

今回の旅行も三日目に突入。日没とともに眠る健康的な生活をしているので、太陽が顔を出すのとともに自然と目が覚めました。昨晩の雨は止み空は晴れ渡っており、朝食にも早いので、日の出の景色を見るため公園内のビュースポットまでドライブに出かけました。

公園入口に向けて少し車を走らせ、Park Pointという標高約2600mの展望スポットへ。

火災観測のための火の見やぐらと緑の台地を照らす日の出。

人っ子一人おらず、朝日に照らされる台地とコロラドの平原を独り占めでした。ホテルからの景色も良いですが、公園内のホテルに泊まるなら、朝はここへ訪れるのも素晴らしいと思います。

ツアー外の観光スポットめぐり

さて、今日の飛行機は午後の便なので、午前中を利用して、昨日行けなかった観光スポットへ行きます。

スプルースツリーハウス

ホテルをチェックアウトしてまず向かったのはスプルースツリーハウス(Spruce Tree House)

ここも先住民の住居の遺跡ですが、正直、昨日見た遺跡と大きな違いはありません。

この倉庫っぽいとこに入れるのが唯一の特殊な点でしょうか。なお、昨日のステップハウスもですが、レンジャーツアーなしで自由に入れます。

まあまあ面白いミュージアム

スプルースツリーハウス行きのトレイルの入口そばにミュージアムがあるので立ち寄りました。分かりやすく彼らの生活・住居の変遷が模型化されています。

移住前。平地でバッファローをやっつけて暮らしてたころ。

紀元から500年くらいまで。土器作って「ええ土~」って笑い飯しながら過ごしてたんでしょう。

550年から750年くらい。ついになんとか式住居っぽいのを崖に作り始めました。

750年から1100年くらい。農耕も発展して、随分進化したように見えます。

1100年から1300年くらい。ついに今残っている遺跡と同じ最終形に至りました。

太陽の神殿 – RPGっぽいけどガッカリスポット 

ミュージアムにそこそこ満足し、いいかげん食傷気味になってきましたが公園内の散策を続けました。次に向かったのは、太陽の神殿(Sun Temple)という重要アイテムが眠ってそうな名前の場所。

上から見た図では迷路みたいで面白そう。

しかし、実際には入口部分に少し立ち入れるだけで、この写真に写っている部分しか見られずがっかりスポットとなりました。

Far View Ruins – 崖っぷちじゃない住居跡

さらに観光を続けて、Far View Ruinsという、崖に作られたわけではない住居跡が点在しているエリアに向かいました。

崖にこそ作られていませんが、そこそこの規模であって見応えは「ないことはない」です。

このあたりはもう惰性で見て回っています。ロマンロマン言いながら自分を誤魔化してきましたが、全体的には、そこまで抜群に面白い観光地ではないですね…

ここまで見てもまだ時間が余っていたので、昨日回ったロングハウスがあるウェザリルメサへのコースをもう一度ドライブすることに。晴れていれば景色が違って見えるかもしれないと思っての行動でしたが、枯れ木どもが醸し出す荒涼感は晴れていても大して変わりませんでした。これで完全にやることがなくなったので、少し早いものの公園を立ち去ることに。日帰りだと若干キツイけど、一泊二日にすると持て余すという感じでした。

意外と人気の観光地?ツアー売切には注意

最後にビジターセンターに寄って、本日のツアーのチケットの売れ行きを確認しましたが、クリフパレス・バルコニーハウスは昼間の分は売り切れており、ロングハウスは完売という盛況ぶりでした。メモリアルデー三連休の初日の土曜というのが大きかったのかも知れません。空港への道中に寄ったデュランゴの街中も、路上の駐車スペースは満杯で、観光客で賑わっていました。

振り返ってみると、最後は少し飽きましたが、期待どおりの浪漫がメサベルデにはありました。グランドキャニオン等とは違い、「地球じゃないみたい」とかSNSに投稿してマウント取れるような場所ではありませんが、自分の中では大満足でした。

イエローストーンへ – またも飛行機トラブル…

無事メサベルデ観光を終え、今度はイエローストーンを目指します。デュランゴからデンバーを経由して、ジャクソンホールというイエローストーン近辺の空港へ行きます。

ところがデュランゴの空港でまた、悪天候のため飛行機が遅延という飛行機トラブル。アメリカに来てからというものの、結構な頻度で飛行機の遅延を経験しています。計算してみると、この時点で5/22≒22.7%となっており、5回に1回は遅延等のトラブルに巻き込まれています

クソユナイテッドによると、最初は30分程度の遅延というアナウンス。デンバーでの乗継予定時間は50分程度だったのでギリギリです。デンバーからの便は最終便だったため、乗り継ぎ強行する旨スタッフに伝えて、デンバーでダッシュできるように、いつもは持ち込むスーツケースもチェックインに回しました。ところが、例のごとく遅延のアナウンスはどんどん更新され、最終的に3時間以上の遅れとなり、本日のジャクソンホール入りは絶望的に。。

デンバーで一泊せざるを得なくなりましたが、機械のメンテナンスといった航空会社都合ではなく、天候遅延のため、ホテルは割引で手配できるがホテル代は出ないとのこと。当初のホテルもキャンセル代全額かかるのに。。ルールなので仕方ありませんが、「こいつら航空会社は、天候遅延で責任を負わないような条件で商売してるのに倒産してんのかよ、経営ガバガバ過ぎん?」とは思いました。

デンバー到着後もトラブル – クソユナイテッドに溜まる憎悪

クソユナイテッドから指定された電話番号にかけてホテルを手配してもらいましたが、割引といっても通常の代理店で予約するようなレートで、自分でExpediaで予約しても変わらなかったんじゃないかと思います。隣のクソアメリカンのダラス行きの便はキャンセルされ、こちらにも不穏な空気が漂っていましたが、結局クソユナイテッドの便は、少しだけ予定が早まって2時間半程度の遅れで出発しました。

なんとかデンバーには着けたので、夕食を食べてほっとしていましたが、それも束の間、到着したホテルで「予約が無い」と言われました。。そういえば、オペレーターは確認メール送ると言っていたのにそれが来ていない。しかも空室もないとか。。

「あの世で俺にわびつづけろ、ユナイテッドーーーーッ!!!」

ここまで来ると、再度オペレーターとやりとりをする元気も湧かず、大した割引も無いので、自分で別のホテルを取りました。しかし、三連休の週末で、悪天候の影響はこの辺一帯に生じていたため、不便なホテルしか取れませんでした。

日付が変わるころにようやくホテルに到着。翌朝のシャトルバスの予約をするも、午前5時の便が満席でその前が午前4時だと。。フライトに間に合わせるために仕方なく午前4時の便を予約。空港近辺のホテルのくせに、シャトルバスに乗り切れないとか完全にウスラトンカチです。

踏んだり蹴ったりの展開になってしまいましたが、翌朝一番の便でジャクソンホールに行けるので、スケジュールへの影響は軽微。あとは体力と金の問題になりましたが、体力は気合いでカバーし、金については、これだけ費やしてでも行く価値がイエローストーンにあると信じるしかありません。

この日は、本当に色々と疲れました。

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