世界一の水族館？ – モントレー湾水族館 (vol.17)

意外と遠いLA＆サンフランシスコ

この日はシカモア温泉からサンフランシスコまで行く予定でしたが、意外と遠い。LAからそれなりに走ってきたつもりでも、サンフランまではまだ3-4時間残っています。実際、LAとサンフランは東京と岡山くらい離れているらしいので、あまり軽い気持ちでセット旅行を計画しない方がいいです。

せっかくなので寄り道する場所はないかと探していたら、最短ルートからは若干それるものの、モントレー湾水族館（Monterey Bay Aquarium）なる、「世界一」という触れ込みの水族館を発見。しかもこのモントレーという街、知人が過去に留学していたと聞いていたので、ネタで訪問して報告するのにバッチリということで、急遽寄って行くことに決めました。

のどかな港町 – モントレー

シカモア温泉から車を走らせること2時間強でモントレーに到着。水族館に向かう途中、フィッシャーマンズワーフを見つけたので寄り道。そこには、サンタ・バーバラと同じくのどかでキレイな海辺の景色が広がっていました。私の知人は、こんな素晴らしい港町で暮らした後によく腐った東京で暮らしていけるなと思いました。

サンタバーバラよりも田舎で静かな感じですね。

IT寵児のアクアリウム – モントレー水族館

フィッシャーマンズワーフから水族館はすぐそこでした。平日にもかかわらず思ったより混んでました。モントレー自体は静かな港町でそんなに人がいるイメージは無いのですが、さすがは世界一の触れ込み。

見た目からして大したことないが、お値段はそこそこ

しかし入口外観を見る限りでは、とても世界一には見えません…。そして、入場料は大人39.95ドル、学生料金34.95ドルの強気な値段設定。「値段が世界一ぃぃ！」とかいうんじゃないでしょうね…

正直微妙。実はHP創始者が設立

肝心の内部も、世界一と思えるほどではありませんでした。日本では不当に存在感の薄いヒューレット・パッカードの創始者、ヒューレットとパッカードのうちパッカードさんが設立したらしく、色々工夫を凝らしている様ですが、正直、大学生の時に訪れた美ら海水族館の方がすごかったです。立派は立派ですが、世界で最も人気という言葉に見合うほどの感動は得られませんでした（あまりソースも無いし、踊らされましたかね）。もともと水族館目当てというより、知人へのネタ作りのために立ち寄ったところが大きいので、ものすごいペースで海洋生物たちにガンを飛ばしつつ速攻で見学を終えました。

なぜか日本語の大漁旗が大漁に飾ってありました。大水槽は中々のものでした。

こうした体験型（？）のオープンな場所もあり、自然な感じを出そうとしているのは伝わってきたのですが、世界一というよりはローカル水族館っぽさが滲み出ている気も…

無理して行く価値はない

知人へのネタ作りもあったので、十分モントレーは楽しめましたが、水族館が特に好きでなければ無理して訪れる必要はないという印象です。少なくとも、30半ばのオッサンが独りで行っても仕方ありません。サンフランシスコ在住ならともかく、サンフランシスコ近辺に旅行に来たなら他の観光に時間を割く方が賢明と思います。