スポンサーリンク
弁護士と旅

氷河はお腹いっぱい – 氷河クルージング (vol.6)

弁護士と旅

低いモチベ – クルージングは楽でいい

この日も朝7時30分頃にホテルに迎えが来るので、6時過ぎには起床。昨日のビッグアイスのせいで、顔の皮が日焼けでポロポロとはがれ、もともと悲惨な顔面がもっと悲惨なことになっており、筋肉痛で正常に歩けません。日焼けと筋肉痛で熱っぽくもなっていました。幸い今日はクルージングだけなので、のんびり構えることにしました。

南米クオリティ – 1時間待っても来ないバス

迎えのバスが1時間ほど来なかったので少し焦りましたが、途中でホテルの人にも確認をとってもらいながら待っていると、ようやく迎えが現れました。「1時間遅れくらい海外あるあるでしょ、あせんなよ」と思うかも知れませんが、そのまま置いていかれるのも海外あるあるなので、オカシイと思ったら誰かに聞いてみるのは大事です。

昨日と同様途中で大型バスに乗り換え、昨日とは違う乗船ポイントに向かいます。この日も基本的には素晴らしい天気でしたが、風がとても強く、氷河付近では少し曇っていました。

クルージング – デッキは観光客でグチャグチャ

乗船所で今日も入園料215ペソを支払います。船は乗客数からすれば適性規模の範囲ですが、デッキは写真を撮ろうとする人達でごった返していました。昨日のビッグアイスは割とガチ勢が多く、一眼的な良いカメラを持って旅慣れた雰囲気の人が多かったですが、今日は、携帯とかタブレットでパシャパシャ写真を撮る、私のような素人臭漂うエンジョイ勢が大半でした。

体がダルイので、少し外の景色を楽しんだ後は概ね船内で爆睡していました。

これ私です。はい、嘘です。氷河の近くまで来るとこれくらいの分離した氷が漂っており、この氷を叩き割って乗客に持たせて写真撮影してくれます。当然、後で高値で売りつけられます。

距離があり過ぎて迫力に欠ける – ウプサラ氷河とスペガッツィーニ氷河

1時間程度たったところで、最初の目的地である、ロスグラシアレス国立公園最大の氷河、ウプサラ氷河に辿り着きます。最大の氷河と言われても見える部分は先端だけなので、ペリトモレノ氷河の迫力に比べると一回りも二回りも劣ります。おまけに、昨日に比べると乗客のマナーも相対的に悪く(普通の観光客が普通に騒いでるだけですが)、なかなか良いポジションを取らせてもらえません。体調の問題もありテンションが上がらないので、適当に写真を撮って再び船内にこもっていました。

最大感が全く伝わらないウプサラ氷河の写真。写真の問題ではなく、生でも最大感はないです。写真よりも、もう少し氷河の近くまで寄ってくれたと思います。

また1時間くらい眠っていたら、もう一つの目的地、スペガッツィーニ氷河という発音しにくい氷河に着きました。なんでも、この氷河は高さが最大ということなんですが、大氷河も3つ目ですし、船上からしか眺められないこともあり、これまでの氷河との有意な差は感じとれず、大きな感動はありませんでした。

写真もウプサラ氷河以上に適当です。写真を撮ろうとする群衆に割り込む元気はありませんでした。

さらばパタゴニアの大地

これで今日の氷河クルージングツアーは終了し、帰路に着きます。船内に軽食コーナーみたいなものあったと思いますが、ホテルに頼んで昼食持参しておいたほうが無難でしょう。15時30分頃にエルカラファテのホテルに戻ってくると、ツアー申込時にセットで手配していた空港行きのタクシーが待ってくれていました。

周囲の大半は不毛の大地ですが、この3日間を思うと名残惜しく、タクシーから不毛に写真を撮ります。パタゴニア地方はこれ以外にも魅力ある場所が多く、バックパック等で時間をかけて色々と巡る方が羨ましいなと思いながらも、この地を後にしました(なかでも、ウシュアイアという最南端の最果ての地まで行けなかったのは大きな心残りです)。

この日も飛行機は定時出発・定時到着し、再びブエノスアイレスのエセイサ空港に戻ってきました。再び初日のホテルに滞在し、お約束のビールを飲んでから、翌日のイグアス旅行に備えるべく眠りにつきました。

このパタゴニア観光は旅行前の期待を遥かに上回るものであり、正直なところ、この後訪れるイグアスの滝よりもインパクトが強かったです。ロー同期の日本人と一緒にウユニ塩湖・マチュピチュやカンクンといったド定番旅行に行くテンプレ日本人LLM生とは若干違う場所にトライしてみたいのであれば、メチャクチャおススメですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました