深夜の出発 – 海外の夜は気を付けよう
旅行が決まってから色々としているうちに、ロースクールの期末試験期間が終わり冬休みを迎えました。最後の試験のすぐ翌日に出発の行程だったためバタバタしましたが、いざ出発!
朝5時オヘア空港発の便だったため、2時間半前に空港に到着すべく、深夜1時に自宅を出発。シカゴは電車は24時間走っているので、(少なくとも空港へは)深夜早朝でも電車で行けます。タクシーだとダウンタウンから約40ドル、所要時間は30-45分(混んで1時間)程度。電車だと2ドルちょい(当ロースクールの学生はタダ)、所要時間は1時間強~半程度というところでしょうか。
転載時追記:記憶が無いですが、シカゴで深夜1時に駅に向かい電車に乗ってたのかな(駅の場所・路線的には比較的安全な部類とはいえ)。。一般論として、アメリカの深夜・駅はマジで気を付けましょう。
オヘア空港に到着。早朝にも関わらず予想以上に人がいましたが、多くは自分と同じくマイアミでトランジットをする人達のようでした。アメリカは入国に比べて出国手続は適当らしく、国内線と同じノリの荷物検査だけで、特別な出国手続もなく搭乗ゲートへ。アメリカン航空を利用しましたが、まずはトランジットのためマイアミ空港へ飛び立ちます。オヘアからアルゼンチンへの直行便はなく、マイアミ・ダラス・ニューヨークあたりで乗り換えが必要になります。国外への旅行となると乗り換えが必要になることが多いのは、シカゴの若干残念なところです。
マイアミからアルゼンチンへ
約3時間のフライトを経てマイアミ空港へ到着。外は暖かいのでしょうが、空港は冷房の効き過ぎで寒かったです。特に乗り継ぎトラブルなくブエノスアイレス行きの飛行機へ搭乗。ウェブチェックインの際にノリでアップグレード(@500$)したビジネスクラスで約9時間のフライトに臨みます。貧乏性なので席が広いと逆に落ち着きませんでしたが、寝たりスぺイン語(アルゼンチンはスペイン語)を勉強したりを繰り返していたらあっという間にアルゼンチンに到着しました。
賄賂が不要なことに衝撃 – ドキドキのアルゼンチン入国@エセイサ空港
着いたのはブエノスアイレスの国際空港(羽田と成田でいう成田的存在)であるエセイサ国際空港(EZE)。なんか落ち着いた色調の空港でした。入国審査へ向かいます。滞在日数と滞在先(ホテル)を聞かれて指紋とって即終了。税関へ向かいますが、なぜか機内で記入した税関申告書も提出することなくスルー。南米の役人というと腐敗したイメージしかなく、ポケットに賄賂用キャッシュ(50ドル札)も用意しておくビビりぶりでしたが、何も起きませんでした。
出口には出迎えの人がぎっしり。スペイン語でガヤガヤ言っているので、よってたかって私を取って食おうとしているのではとビビりながら通り抜けましたが、知人を迎えに来て賑やかなだけでしょう。
ホテルの送迎を頼むため空港出口近辺で電話をしようとすると、タクシーの客引きが「オラ、オラ(スぺ語のハロー)」「アミーゴ、タクシー?」と強引に荷物を持っていこうとするので必死にリジェクト。旅行偏差値の低い私は、このやりとりだけで多大なエネルギーを消費しました。
空港利用目的なら十分 – Posada de Las Aguilas
ホテルの送迎車に乗って、空港から10分程度の今夜のホテル「Posada de Las Aguilas(ポサダ デ ラス アギラス)」に到着。トリップアドバイザーによれば、トランジットのための短期滞在には十分とのことだったのでチョイスしました。情報どおり、可もなく不可もなく、ただ一人で泊まるだけなら十分と感じました。(転載時追記:ウェブサイトを見ると、当時より全体的にキレイに改装されている気がします。)
ロビー。受付はラテン系イケメンの若い(20-30代?)兄ちゃんがやっていて、英語でのコミュニケーションに支障なし。
客室(まったく全貌が見えないナンセンスな写真)。シャワースペースはショボかったですが、独身男性が泊まる分には何の問題もありません。無料Wi-Fiは客室からの接続は厳しかったです。ロビーではまあまあ。
ここに泊まる客にはあまり需要がないと思われるプールもありました。エセイサ空港は羽田と成田でいう成田みたいな感じで、ブエノスアイレス中心部からは少し離れており国内線の本数も少ないのですが、今回の旅行では、ブエノスアイレス中心部には行かずエセイサ空港を利用してイグアスとパタゴニアだけ巡る予定にしていたので、同空港を利用する分にはこのホテルは便利でした。空港の近辺にはそんなにホテルが無かったと思います。
ロビーでお決まりのビールを一杯やってこの日は終了。明日は、ロス・グラシアレス公園訪問の拠点となる、パタゴニア地方のエル・カラファテという町へ向かいます。
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