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弁護士と旅

LLMの冬休みは南米へ行こう – イグアスの滝&パタゴニア旅行計画 (vol.1)

弁護士と旅

ローススクールの冬休み – そうだ南米へ行こう

ロースクールの授業が始まり一月くらい経った頃、やがて来る冬休みに向けて友人と旅行の計画について議論していました。日本で働いていた頃からすると信じられないですが、学生というのは良い身分で、約一か月もの冬休みがありました。個人的には、アメリカでこれだけの長期休暇をもらえるのだから、日本からでは行きにくい場所に行きたいと考えていました。

ということで、候補は南米。なかでも、数人で旅行に行くということで、マチュピチュ・ガラパゴス諸島・イグアスの滝といったメジャーどころに絞られていきました。個人的にはどの選択肢も魅力的に感じていましたが、マチュピチュは雨季なのでやめとこうということになりました(なお、ウユニ塩湖の鏡張りとマチュピチュの組み合わせで冬休みに行く日本人留学生は多いですが、その人達のマチュピチュの写真は大抵曇ってますね)。

イグアナ vs イグアス

ガラパゴス化が叫ばれる日本人としては本場のガラパゴスに行ってみたい気持ちがありましたが、メンバーの一人はイグアナに全く興味がないようで、かつ、イグアスの滝を切望していたため、イグアナ対イグアスの対決はイグアスに軍配があがりました

イグアスの滝は言わずとしれた世界三大瀑布。アルゼンチンとブラジルの国境をまたいで存在するバカでかい滝ですが、チャンスがあれば行ってみたいと思っていました。行先も決まったところで、冬休みの到来が一気に待ち遠しくなりました。

パタゴニアの追加

イグアスに旅行することまで決まりましたが、調査の結果、現地で1-2泊もすれば満喫できる場所であることが判明。南米まで行ってそれだけしか滞在しないのは勿体ないので、追加の目的地を探すことに。みんなで地球の歩き方を見ても特に希望は出てこなかったのですが、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの他、パタゴニアという地方にあるロスグラシアレス国立公園の氷河を巡る提案をしました。地球の歩き方を見たときは「パタゴニアってどこの国?」というレベルでしたが、結果的に半端なく素晴らしい場所でした。

パーティーの崩壊 – 俺は一匹狼、所詮お前らとは相容れない運命

上記の方向でみんな合意し、宿とフライトの情報を集めて詳しい日程を後日決めることになりましたが、事態が急変します。

・メンバー(自分含め合計計4人)の一人が、日本に残した奥様から「お前だけ何遊んでんねん」と叱られ予算の承認が下りずドロップアウト。
・続いて他の一人が、ガールフレンドができて別の旅行に行きたいと頼まれているとかいう、もう爆ぜてしまっていいレベルの理由でドロップアウト。
・最後の一人も、「二人ではちょっとねー」というやるせない理由でドロップアウト。

こうしてパーティは一瞬で瓦解し、独りで行くかどうか考えることになります。当時の私の旅行者レベルは、大学受験の偏差値に例えればベネッセ模試で48くらいでお世辞にも高いとはいえず、独りで南米なんて行ったら格好のカモです。しかし、日本に帰ったら南米に行く機会なんて限られるし、冬休み中にやることも無いので、単独旅行を決意しました。

なお、単独旅行を決意した背景には、上記の話し合いをしているときに、「俺はみんなが行かなくても行くから」と意地を張った発言をしてしまい、実際にみんながドロップアウトしても引くに引けなくなったというダサい事情があります。

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